多くの人は楽しいことが好きです。癒やされる音楽や、ペットを愛でたり、映画を見て感動したりします。それでも、人には幽体という霊的な身体が重なっており、幽体もまた思いを発しています。受験に受かった、と肉体の意識が喜んでいても、幽体の意識は「嫌だ。あの学校には行きたくない」などと別な思いを訴えていたりすることもあるようです。
人の意識の奥にはさらに、また別の自分が居たりします。さらにこの世に生まれる前の幽体の記憶も持っています。どういった衝動が浮くのかは人によって様々で、この世での肉体の成長や、生き方や周囲からの影響によっても変化します。
「心が強くなった」といくら思い込んでいても、それは複数ある意識のほんの一部分に過ぎないのです。