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笑顔が絶えない人生であっても

日本には昔から、「笑う門には福来る」という言葉があります。

苦しくても笑顔を絶やさなければきっと報われる、という願いがあるのでしょう。笑顔は見た人の心を明るくしますし、優しい気持ちになることもあります。
しかし時と場合があります。
上司に怒られているのにヘラヘラしていてはまずいですし、静かな図書館でひとりだけ大声でいつまでも笑っていれば注意されます。
失恋して絶望している時に見る他人の笑顔は辛いという人もいるでしょう。
深刻な悩みがあり、笑う気になれない人もいます。
笑顔が絶えない人は幸せになれるのでしょうか?

残念ながら、笑顔でいるだけでは決して幸福にはなりません。
学年テストで1位をとって満面の笑顔をしている時、2位の人は心の中で悔しくて泣いているかもしれません。
並んで買おうとした美味しそうな食べ物が、前の人の分で売り切れてしまったら、前の人の笑顔を見て誰もが嬉しくなるわけではありません。
すべてのチャンスを人に譲ってそれでも本当に笑顔でいられるのならその人は立派だと思いますがそんな人は居ないでしょう。

ただ笑っているだけでは霊的な身体は全く成長しません。
人から念を受け、幽体が傷ついてしまい、結果、死後は低い霊魂に引っ張られ幸せどころではありません。
笑顔になれるかではなく、幽体の状態こそ気にするべきだったのです。
死後に使用する体「幽体」は肉体に重なって存在しています。
幽体も、肉体の心とは別に意識を持っています。
肉体が何かを体験している時、幽体も何かを思っています。
現代人は霊的な信仰を失っている人が多いため、霊的な栄養を得られる機会もなく、幽体は苦悩を抱えています。

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